第6104号 トップ面と3面で特別支援教育の成果と課題について解説!
特別支援学級、今後の課題は?
トップ面・教育改革面(3面)
特別支援教育を規定した改正学校教育法が施行されて10年。特別支援学級の新設・増設など環境整備が進んできました。文科省の調査では、学校数、全児童・生徒数は減少する一方、特別支援学級、特別支援学級在籍児童・生徒数は増加を続け、各教委や学校ではその対応に追われています。
トップ面、3面の「NEWSインサイド」のコーナーで、校内に特別支援学級を多く抱える学校が直面している課題について詳しく解説します。
山村留学施設「くらぶち英語村」を開設 群馬・高崎市
トップ面
群馬県高崎市は平成30年4月、市内の廃校を活用し、ネイティブスピーカーたちと一緒に英語を使って生活をしながら、現地の学校に山村留学を行うための施設「くらぶち英語村」を開設。このたび、小・中学生を対象に、全国から参加者の募集を開始しました。「通年」「週末」「短期」の3コースがあり、いずれのコースも対象は小学1年生から中学生3年生まで。英語力は問われないとのこと。
障害者差別解消法を踏まえ、ハンドブック作成 板橋区教委
ニュース・解説面(2面)
東京都板橋区教委はこのほど、平成28年施行の障害者差別解消法を踏まえ、教職員向けのハンドブックを作成。合理的配慮への利愛を深めるため、法の概要・背景だけでなく、教科や生徒指導など58の場面ごとの具体的な対応例が示されています。
地域連携コーディネーターを設置 茨城県高萩市教委
ニュース・解説面(2面)
茨城県高萩市教委は本年度から、各小・中学校の教職員の校務分掌に「地域連携コーディネーター」を設置。学校外の人・組織との窓口役として活動できるよう研修体制を整えました。これまでは連携相手に応じて様々な教職員が対応していたが、今後は学校全体として校外の人たちと連携できるようにすることが狙いです。
論文試験のポイント
大学・教員志望学生面(12面)
教員採用試験における論文試験。東京都では昨年度から論文試験の出題の仕方が変わりました。どのようなところが評価のポイントなのでしょうか。
教員養成団体を主宰する東京都八王子市立加住小中学校の清水和彦校長にお話を伺いました。
塾講師と学校の教員でどんな違いがありますか?
大学・教員志望学生面(12面)
今週は教員か塾講師になるか迷っている学生からの質問。“学校の教員と塾の先生はどちらも「子どもたちを教える」という立場で同じですが、学校の教員にしかできないことや教員だからこそできることを教えてください。”この質問に千葉県浦安市立高洲小学校の塩崎義明先生がお答えします。
「教えて先生Q&A」のコーナーでは、教職等に関する疑問・質問を随時募集しています。質問はhenshu@kyoiku-press.co.jpまで。