第5957号 3面では「東日本大震災 3.11から3年」を掲載!
東日本大震災 3.11から3年
宮城県石巻市立北上小学校
福島県郡山市
東北地方の太平洋側を中心に、未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、11日で3年を迎えます。被災地では多くの課題が残される一方、復興に向けた新たな取り組みも行われています。それは、学校現場も同様です。
今回から2回にわたり、被災地の学校の現状と課題、震災を契機に取り組まれた教育などをリポートします。
今回は、学区内の多くが津波で被災した宮城県石巻市立北上小学校と、放射線対応に取り組む福島県郡山市にスポットを当てます。
新連載各面でスタート
今週号から各面で新連載がスタート。ここでは新連載のテーマと内容を紹介します。
【学校経営】面
決断
寺崎千秋・教育調査研究所研究部長
学校を変えていくには、小さな積み上げが大事であり、管理職はその時々でさまざまな決断に迫られます。この連載では校長時代に経営改善を図るために下した「決断」を教育関係者に紹介してもらいます。
今回は寺崎千秋・教育調査研究所研究部長が、校長時代に優秀なミドルリーダーを異動させた「決断」を紹介します。
人間関係づくりの教科書
三町章・元全日本中学校長会会長
職場の人間関係を円滑にする具体策を、校長経験者や研究者など、さまざまな立場の方から提案してもらう連載です。
今回は三町章・元全日本中学校長会会長が「なぜ、人間関係が大事なのか」を問いかけます。
【幼稚園・保育園】面
乳幼児の養護と教育 新・根っこづくり
村田保太郎・元白梅学園短期大学教授
この連載は、乳幼児期の育ち、学びの「根っこ」にスポットを当てる隔週連載です。
今回は村田保太郎・元白梅学園短期大学教授が「ごっこ遊び」を発展させる子どもたちと保育者の深い言葉のやりとりを紹介します。
【小学校・実践】面
事例に学ぶ 小中連携・一貫教育
東京都荒川区立汐入小学校、汐入東小学校、第三中学校
小中連携・一貫教育を進める上での工夫などを紹介する連載です。
今回は各教科における指導の充実を目指し、施設分離型小中一貫教育に取り組んでいる東京都荒川区立汐入小学校、汐入東小学校、第三中学校の事例を取り上げます。
【中学校・実践】面
艱難Think
岩瀨正司・全国修学旅行研究協会理事長
現場の課題の一つ、保護者対応。この連載では教育界の先達がそのポイントを示します。
今回は岩瀨正司・全国修学旅行研究協会理事長が保護者対応の要諦をテーマに、教員と保護者双方の自己表現力の大切さを訴えます。
教師と生徒の信頼ワーク
子どもの人間関係づくりに役立つレクリエーションを紹介する連載です。
今回は「手つなぎ鬼」を紹介。タッチしたりタッチから逃れた達成感を共有できる「手つなぎ鬼」を活用した子どもと教師の信頼関係づくりを提案します。
【高校・特別支援学校】面
アクティブラーニングが授業を変える
小林昭文・河合塾教育研究開発機構研究員
教師による一方通行的な授業から生徒が主体的に学ぶ授業へと変える「アクティブラーニング」の手法を紹介していきます。
今回は小林昭文・河合塾教育研究開発機構研究員が自身のアクティブラーニング型授業開発の道のりを語ります。
個を見つめて 高校での特別支援教育
笹森洋樹・国立特別支援教育総合研究所総括研究員
この連載では高校での特別支援教育の必要性とともに、特別支援教育に先進的に取り組んでいる学校の実践を紹介していきます。
今回は笹森洋樹・国立特別支援教育総合研究所総括研究員が、多様化する生徒の実態と高校の現状を解説します。
【大学・教員志望学生】面
スタートアップ 教師力
長瀬拓也・岐阜県中津川市立加子母小学校教諭
教師として本当に必要な能力にどんなものがあるのでしょうか。教師を目指す人たちへ、学校現場で求められる「教師力」を伸ばすための連載です。
今回は長瀬拓也・岐阜県中津川市立加子母小学校教諭が、教師と子どもの信頼感や子ども同士のつながりを基盤にした学級集団づくりに必要な五つの視点について解説します。
学級経営覚書
成瀬仁・新潟県公立小学校教諭
「チェックリスト 学級担任の危機管理」(教育出版)などの著書がある成瀬仁・新潟県公立小学校教諭によるクラスづくりのコラムです。
今回は学級開きの日に出会った子どもとの信頼関係を紡ぐ大切な一手、「机・椅子選び」がテーマです。
数字が語る日本の教育
舞田敏彦・教育社会学者
教育の裏側をデータで探ります。
今回は「教員の年齢ピラミッド」について教育社会学者の舞田敏彦氏が解説します。
【PTA・社会教育・民生児童委員・地方議会】面
民生・児童委員 お悩み相談室
重松るみ・神戸市人権啓発推進協力委員
民生・児童委員、主任児童委員の活動を通して出てきたお悩みに、地域活動での経験が豊かな方々に助言していただく連載です。
今回は「わが子を差別する母への対応は?」という質問に重松るみ・神戸市人権啓発推進協力委員が答えます。