第6085号 トップ面で「部活動休養日、教委が基準設定」を掲載!
部活動休養日、教委が基準設定
トップ面
文部科学省が部活動に適切な練習時間や休養日を設定するよう全国の教育委員会などに通知したことを受けて、教育委員会で休養日の基準を設ける動きが広がりはじめています。例えば、広島県教委では、昨年末、週1日の休養日を設けるよう県立学校と市町の教育委員会に通達。1週間のうち1日は平日に設定し、また、土日のいずれか1日を休養日にすることを推奨しました。
今週の「トップ」面で、部活動休養日の設定に関する各教育委員会の取り組みについて詳しく解説します。
松野博一・文科相に聞く
トップ面
松野博一・文科相へのインタビューを掲載。教職員の労働環境の改善などについて考えをお聞きします。
高校生のバイク利用、見直しへ
ニュース・解説面(2面)
高校生にバイクの免許取得、購入、乗車を制限するいわゆる「3ない運動」。昨年12月21日、埼玉県教育委員会は、この制限を廃止することも含め検討する委員会の初会合を開きました。同県教委は廃止、現状維持、その間に緩和条件を示した5つの案を提示。各委員がそれぞれの案への意見や独自の案を教委に伝え、3月下旬に第2回会合を開催予定。
「育成すべき資質・能力」 が課題
トップ面・教育改革面(4・5面)
このたび、日本教育新聞社は各研究団体の代表者を対象に次期学習指導要領に関するアンケート調査を実施。キーワードは「外国語教育の充実」や「高校の教科・科目の再編」など10項目。その中から課題だと思われるものを3つ選んでもらったところ、「育成すべき資質・能力」が最も多く、次いで「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)が多いという結果に。
今週の「NEWSインサイド」のコーナーで、各研究団体の次期学習指導要領への要望や課題に関するコメントを掲載します。
修学旅行でコミュニケーションの能力養成
学校経営面(6面)
関東地区公立中学校修学旅行委員会と全国修学旅行研究会はこのほど第52回研究発表会を千葉市内で開催。今大会のテーマは「感性をはぐくむ修学旅行」で、同市の2中学校が修学旅行の実践を発表しました。千葉市立更科中学校は、修学旅行先での「1対1インタビュー」の取り組みを紹介。同校は全学年単学級、また交通の便が悪く地域外の人や他校との交流が少ないこともあり、高校に入学した際、その人の多さに戸惑ってしまう生徒も少なくないそう。これを受けて、同校ではコミュニケーション能力向上のために、修学旅行先で”1人”でインタビューを行い、その経験や学びを新聞や校内放送などで紹介するという実践を導入しています。
「学校経営面」で、今大会で発表された更科中学校と花見川中学校の修学旅行の実践を詳しく紹介します。
ライフ面(18面)
- 確定拠出年金の運用について
- 「天使にショパンの歌声を」(映画・本レビュー)
- 介護時代への備え(なるほど定年ナビ)
- インフルエンザ診断の曖昧さ(医療の根拠を探る)