第6126号 12面にて「『ほめ言葉のシャワー』菊池省三さんに聞く」を掲載!
「ほめ言葉のシャワー」菊池省三さんに聞く 学級づくりのポイント
大学・教員志望学生面(12面)
「ほめ言葉のシャワー」と呼ばれる実践で知られる元小学校教員の菊池省三さん。退職後の現在は、授業や学級づくりをテーマにした「菊池道場」の主宰を務めています。全国での出張授業や講演の様子、教育実践を記録した映画が今月公開されるのを前に、現在の学校教育や教師に対する思いをお聞きしました。
「ほめ言葉のシャワー」とは、子どもたちがお互いの良い部分を見つけて学級会などでほめ言葉を掛け合うことで、自己肯定感に支えられた学級づくりを目指す実践法のこと。テレビなどでも特集され大変注目を集めました。
新連載!「知っておきたい子どものネット世界」
中学校・実践面(10面)
今週から新連載「知っておきたい子どものネット世界」がスタート。連日のように、話題になるネットいじめ、ネット依存、ワンクリック詐欺などの子どもとインターネットの問題。子どもたちは情報化社会の中でどのように携帯電話やインターネットと関わっていくべきなのでしょうか。
本連載の担当は、長年にわたり生徒指導の立場で子どもたちに関わってきた兵庫県立大学准教授の竹内和雄さん。2012年からは大学教員として、「スマホサミット」などのイベントを通じて、子どもたちがネットの問題を考える機会を提供しているといいます。また、このような問題についてインタビューやアンケートに応じてくれる子どもたちは年間4万人以上いるそうです。本連載では、そのような機会から見えてきた子どもたちの生の声や実態をお届けしていきます。
標準的職務モデル提示へ 中教審・特別部会が中間報告案
トップ面
長時間勤務が問題となっている教員の処遇改善を検討する中央教育審議会の特別部会は11月28日、中間報告案を公表。学校や教師が担っている業務を削減した上で、国に教職員の役職に応じた標準的な職務内容を提示することを提言しました。また、時間外勤務の抑制のために、勤務時間の上限を設定することも盛り込まれました。
一方、給特法の見直しに関しては、年内に中間報告をまとめ、来年6月ごろまで議論を続ける予定とのこと。
小川正人・特別部会 部会長に聞く
トップ面
学校の働き方改革に向けて議論を続けている中央教育審議会の特別部会。今月中に中間報告をまとめる予定です。部会長を務める小川正人・放送大学教授に報告の要点や今後の議論方向性をお聞きしました。
耐震化率88%に上昇 文科省 私立学校・園の調査
トップ面
文科省はこのほど、本年度の私立学校施設の耐震改修状況調査の結果を発表。私立幼稚園から高校までの学校施設の耐震化率は88.4%と前年度より2.0ポイント上回るという結果に。
非構造部材の耐震化については、つり天井対策の実施率は私立幼稚園から高校まで合わせて78.1%(前年度比1.8%増)、これ以外の非構造部材の耐震対策実施率は65.3%(同7.1%増)でした。