第6146号 11面にて「学習指導要領 移行期の現場は」を掲載!


学習指導要領 移行期の現場は

中学校・実践面(11面)

新学習指導要領の移行措置・先行実施が本年度より開始されました。その趣旨を授業で実現するために、どのような取り組みをすればよいのでしょうか。これまでの中学校社会科の課題や改訂のポイントなどを踏まえ、髙岡麻美・全国中学校社会科教育研究会会長(東京都府中市立府中第三中学校校長)にお聞きしました。


スマホ使用 加速する低年齢化

中学校・実践面(11面)

竹内和雄・兵庫県立大学准教授による連載「知っておきたい子どものネット世界」。次回で最終回をむかえる当連載ですが、今回は現状と課題をまとめます。

竹内さんが現状のポイントとして挙げたのは、「低年齢化」「課金やネット通販の一般化」「動画の普及」の3つ。子どもたちの間にネットは驚くべきスピードで浸透しており、大人がその流れをしっかりと把握できていないことが問題だといいます。


商品買い付け 英語で交渉

トップ面

山形市立山寺中学校は10日、修学旅行に位置付けて東京・豊洲の職業体験施設「キッザニア東京」を訪問。3年生が英語で交渉して商品を仕入れるバイヤーを体験。参加した6人の3年生は2人組で外国人講師1人と話し、ネクタイやアクセサリーを買い付け、契約書を交わしました。

この活動には、英語への抵抗感を軽減する狙いがあるといいます。キッザニア東京は英語4技能のうち、「聞く」「話す」活動が学校現場で不足していると考えており、バイヤー体験の場を設置。10日と16日は、施設全体で中学生向けの活動内容を提供しており、中学校13校が利用したそうです。


東京都中学校長会が総会・研究発表会

学校経営面(4面)

東京都中学校長会は4月26日、都内で定期総会・研究発表会を開催。総会では岩永章会長の退任に伴い小澤雅人・杉並区立阿佐ヶ谷中学校校長が新会長に就任。研究発表会では、予算や施設・設備、教職員の人事の現状をまとめた調査結果が報告されました。

学校裁量予算の現状に関する設問では、過去の調査と同様に「なし」が最多の51%。それ以外で多かったのは「400万円以上」(10.4%)、「40万円未満」(9.5%)など。


横浜市 スタートカリキュラムで公開授業

小学校・実践面(7面)

幼児教育・保育と小学校教育の円滑な接続に向け、新学習指導要領に明確に位置づけられたスタートカリキュラム。横浜市では30年以上にわたって保幼小連携を実施。新要領などの内容を踏まえて「横浜版接続期カリキュラム」を改訂し、販売を開始するなど、先進的な取り組みを行っています。今週の「小学校・実践」面で、横浜市立鶴見小学校、横浜市立池上小学校で行われた公開授業の模様を詳しくお伝えします。


解説面(3面)※月1回掲載

今月は以下のテーマについて解説

  • 「『プログラミング』の手引」
  • 「『働き方改革』現場の受け止め」
  • 「性教育」

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