第6107号 トップ面に次期学習指導要領アンケート調査結果を掲載!


7割「主体的・対話的で深い学び」が課題 本社調査

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日本教育新聞社は5月中旬、約350の教育研究関連団体を対象に調査を実施。「教科の特質を踏まえた育成すべき資質・能力をベースにした授業づくり」や「カリキュラム・マネジメント」等のキーワードから課題を三つ選んでもらい、特に課題として考えるものついては記述式で回答していただきました。

本調査では、約7割が次期学習指導要領実施への課題として「主体的・対話的で深い学び」を選択。「文科省の説明でも具体的な授業イメージが湧いてこない」などの意見が挙がりました。また、喫緊の課題として「教職員定数の増加」や「管理職希望者の減少」などを挙げる回答も目立ちました。


小学校用教科書基準改正案で意見公募

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文部科学省は来年度の小学校用の教科書検定基準と検定規則の改正案の意見公募を開始。検定基準には、3月の新学習指導要領の告示を踏まえて「主体的・対話的で深い学びの実現に資する学習及び指導ができるよう適切な配慮がなされていること」が追加。これを受け社会科では「多様な見解のある社会的事象の取り上げ方に不適切なところはなく、考えが深まるよう様々な見解を提示する」などの配慮が新設されています。意見公募は25日まで行われ、8月中に検定基準と規則を改正する予定です。


専門家に聞く水泳指導のコツ

大学・教員志望学生面(15面)

今週の「学校生活キホンのキ!」のテーマは水泳指導について。水泳の指導に不安を抱える教員も少なくないそうです。水泳が苦手な子に対してどのような指導をすればいいのでしょうか。

コナミスポーツクラブ・スイミングコーチの加藤悦子さんに指導のコツをお聞きしました。


給食指導に迷っています

大学・教員志望学生面(15面)

今週の質問は、給食指導に迷う学生からの質問。「ある学級では給食を残さず食べさせようと、休み時間になっても食べさせられています。別の学級では残すことを気にせず、楽しく食べることを優先しています。学級担任によって違っていいことなのでしょうか。」この質問に京都教育大学附属桃山小学校の樋口万太郎先生に答えていただきます。

「教えて先生Q&A」のコーナーでは、教職等に関する疑問・質問を随時募集しています。質問はhenshu@kyoiku-press.co.jpまで。


有識者に聞く 移行措置「特例」

教育改革面(3面)

平成32年度に全面実施予定の小学校新学習指導要領。移行措置期間にあたる30、31年度、総合的な学習の時間のうち15単位時間を超えない範囲で外国語活動、外国語科の時数に充てることができるよう文科省が「特例」として示しています。

外国語活動と外国語科の時数確保が狙いのこの特例にどう対応するのか。行政と学校現場、それぞれの考えをお聞きしました。

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