第6069号 2面で「文科事務次官にインタビュー」を掲載!
文科事務次官に聞く
ニュース・解説面(2面)
8月中旬、文科省の前川喜平事務次官が日本教育新聞社の取材に応じ、今秋の臨時国会で、教員の育成指標の策定などを盛り込んだ教育公務員特例法を改正した上で、来年の通常国会で教員定数の改善を目的とした改正義務標準法の成立を目指す意向を示しました。
今週の「ニュース・解説」面で、文科省の前川喜平事務次官に教員定数、部活動の問題などについて伺ったインタビューを掲載します。
記述式問題導入 実施時期と課題
トップ面
1日、大学関係者らでつくる高大接続改革の検討チームによる議論の進捗状況を公表した文科省。大学入試の新テストに加える記述式問題の出題形式や実施時期の案を示し、平成29年度には、首都圏の100カ所で5万人規模のプレテストを実施予定。文科省は来年度初めの実施方針の公表を目指して検討を続けています。
今週の「トップ」面では、文科省で検討中の「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)について詳しくお伝えします。
部活動指導手当て 600円増
トップ面
8月31日、平成29年度政府予算への要求事項を財務省に提出した文科省。公立小・中学校の教職員定数は全国で3060人増やすことを掲げました。狙いは、小学校で英語などを専門に教える教員の確保。また、部活動指導手当は1日当たり600円増の3600円へ引き上げ予定。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに関しても、常勤化に向けて増員する予定となっています。
このたび、文科省が財務省に提出した予算要求事項について「トップ」面で詳しく解説します。
研究協議大会 全国公立小・中学校女性校長会
学校経営面(4面)
7月28~29日、東京都内で第66回全国研究協議大会を開催した全国公立小・中学校女性校長会。開会式で、佐々木会長はグローバルな視点で人々の幸せのために行動できる日本人を育成する重要性を強調。また、真の男女共同参画社会実現のためのリーダーとして日本をより良く発展させる教育の力を結集していくことを訴えました。
今週の「学校経営面」では同会が開催した研究協議大会の様子を詳しくお伝えします。
加東わくわく英語村 兵庫・加東市教委
中学校・実践面(11面)
「加東わくわく英語村」をはじめ、様々な英語教育推進の施策を講じている加東市教育委員会。本年度からは、市独自に英語教材を開発し、英語ライセンス制度を本格実施しました。同教委の取り組みの一つである「加東わくわく英語村」は今年で3年目。今年は、市内の全中学校3校でそれぞれ3日間、複数のALTから日本の外国の文化の違いなどを学び、来年度来日予定の姉妹都市・米国オリンピア市からの留学生に向けたビデオレターの作成を目指します。
今週の「中学校・実践」面では、英語教育に力を入れている加東市教育委員会の取り組みについて詳しく紹介します。