第6087号 1・4面にて「副校長・教頭の勤務実態調査結果」を掲載!
副校長・教頭の8割、12時間以上勤務
トップ面、学校経営面(4面)
全国公立学校教頭会はこのたび、副校長・教頭の勤務実態や職務状況をまとめた平成28年度調査を公表。副校長・教頭の地位向上や待遇改善を目的に毎年実施されている本調査。8割超が“1日12時間以上勤務”、“休日出勤「30日以上」”が約4割など、副校長・教頭の勤務実態が明らかに。また負担に感じる職務については、「依頼文書処理・各種調査依頼への対応」、「学校に寄せられる苦情への対応」を挙げる回答が目立ちました。
トップ面及び「学校経営」面で、全国公立学校教頭会が実施した本調査について詳しく解説します。
未来の教師の卵を育てる教職体験プログラム
教育改革面(3面)
教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を実施している秋田大学横手分校。この取り組みは、将来、教職に就くことを目指す高校生・大学生が中学生と交流する体験を通じ、夢の実現に向けて学びのモチベーションを高めてもらうことを目的としています。本年度は高校生11人、大学生5人の計16人が参加。横手市立横手北中学校で実習が行われました。計5日間の期間中、実習生は40分の実習授業や中学1・2年生対象の課題チェック・学習支援の会での指導補助、清掃活動や部活動への支援などを体験。「ミニミニ教育実習」と称してはいますが、内容はかなり充実しているようです。
「NEWSインサイド」のコーナーで、同校の取り組みを詳しく紹介します。
音楽の授業にZeebraさんが登場!
中学校・実践面(9面)
東京都渋谷区立広尾中学校は13日、3年生を対象に音楽で「ラップ」の授業を実施。「ラップ」とは小節の終わりなどで韻を踏み、喋るように歌うヒップホップの歌唱法。授業の講師を務めたのは、日本を代表するラッパーの1人であるZeebraさん。生徒たちは、Zeebraさんの指導を受け、自分の名前にちなんだラップを創作しました。
同校では、生徒に現代の音楽に触れることや創作した経験を積んでもらうことを目的にこのような取り組みを行っており、今後も意欲的に行っていくそうです。
学びにつながる遊びの大切さ
幼稚園・保育園面(6面)
横浜市子ども青少年局はこのほど、「幼保小連携フォーラム」を開催。テーマは“「学び」につながる「遊び」の大切さを、市内の幼稚園・保育園・小学校から考える”。
同フォーラムで報告された実践の中から、鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園と横浜市竹之丸保育園の取り組みを紹介します。
女性参政権をテーマに議論
高校・特別支援学校面(15面)
東京都立西高校は昨年12月、女性参政権をテーマに特別授業を実施。授業で取り扱ったのは現在公開中の映画「未来を花束にして」。20世紀初頭のイギリスの女性参政権運動を描いた作品です。生徒たちは、事前に映画を鑑賞。当時のサフラジェット(女性参政権運動家)のリーダー、エメリン・パンクハーストさんのひ孫で映画公開を機に来日したヘレンさんを招き、意見を交わしました。