第6134号 3面にて「通級指導 新年度から高校でも」を掲載!


通級指導 新年度から高校でも

教育改革面(3面)

新年度から高校でも導入される予定の通級指導。小・中学校で通級指導を受ける生徒の急増がその背景にあります。文科省の集計では、平成5年度は公立小・中学校で約1万2千人でしたが、28年度は約9万8千人に。そのような生徒に、高校における支援の接続をどのようにしていくかが課題となっています。導入を前に教育現場では対応を急いでいますが、体制の不備などもあり不安の声も。

今週の「NEWSインサイド」のコーナーでは、今春から高校でも始まる通級指導について解説します。


高校通級 国が教員加配113人

トップ面

新年度から高校で通級指導が制度化されることを受け、総務省は地方財政措置で高校の加配定数を113人改善することを決定。自立活動などの特別な指導や校内支援を担当してもらうことが狙い。文科省は近く、政令を改正し、4月1日の施行を目指しています。


小テストにマークシート導入 採点・分析の時間短縮 群馬・榛東中

トップ面

(独)教員研修センターを前身に昨年4月に発足した(独)教職員支援機構は2日、教職員の多忙化対策など教育現場の課題解決や教員の資質向上に向けた実践事例の選考会を開催。今回が初となるこの選考会は、昨年11月から全国の学校・教員に活動事例を公募。「多忙化改善」など4部門に106件の応募があったそうです。

優秀賞を受賞した学校の1つ、群馬県榛東村立榛東中学校は授業中の小テストにマークシートを導入。同校の発表によると、民間企業の提供しているマークシート式の採点ソフトを導入したところ、4学級分に4時間かかっていた作業が10分ほどになったといいます。


銭湯の魅力 映像でPR 立川市立第六小学校の3年生

小学校・実践面(7面)

利用者の減少により全国的に数が減っている「銭湯」。このような課題を受け、東京都立川市立第六小学校の3年生たちが「銭湯」の魅力を映像でPRしようと、「銭湯宣伝番組」を作成しました。

生徒たちは17日に実施される第14回「立川教育フォーラム」で、銭湯の醍醐味などを地域の人たちに伝える予定とのことです。今週の「小学校・実践」面で立川市立第六小学校の取り組みを紹介します。


幼保小中一貫教育 埼玉・草加中学校区3校が研究発表会

幼稚園・保育面(6面)

埼玉県草加市教育委員会は0歳から15歳までの各年齢の具体的な子どもの姿や指導事項、取り組み事項を示した幼保小中教育指針「目指す『草加っ子』」、これに基づく「幼保小接続期プログラム」を策定するなど、「幼保小中を一貫した教育」を進めています。

市立草加中学校、市立草加小学校、市立西町小学校の草加中学校区3校は1月26日、「幼保小中を一貫した教育」に関わる研究発表会を開催。今週の「幼稚園・保育園」面で同研究発表会の模様をお伝えします。


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