第6145号 トップ面及び4・5面にて本社調査の結果を掲載!


「部活動指針」に期待 「長時間勤務の是正進む」半数

トップ面

日本教育新聞社が今年4月に実施した調査で、スポーツ庁がまとめた「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」により、教職員の長時間勤務が是正されると考えている市区町村教育長は半数近くに達することが分かりました。

運動部活動ガイドラインでは、都道府県教委が活動時間・休養日などに関する「方針」を策定し、市区町村教委はそれを参考に、「学校方針」を策定することが求められます。各校では顧問が活動計画、活動実績などをまとめ、校長に提出。この指針により、教職員の長時間勤務が改善されると思うかという質問に対し、「思う」が47.5%と半数が回答。「思わない」は19.1%、「分からない」が29.6%という結果に。


学校休業日の新設、1.4% 文科省調査

トップ面

学校の長期休業日の分散化し、大人と子どもが一緒に休日を過ごす機会を作りやすくする取り組み「キッズウィーク」。文科省が行った調査で土日・祝日、夏・冬・春の長期休業日以外に学校休業日を本年度から設ける市町村は1.4%にとどまることが分かりました。また、既にそのような休みを設けている自治体も3割を超えており、「検討中」との回答も25.4%という結果に。


「農部」で畑仕事を楽しむ 練馬区立開進第二中の部活動

中学校・実践面(12面)

練馬区立開進第二中学校では部活動として農作業を行っています。「農部」と呼ばれるその部活動が発足したのは平成21年度。農作業に興味のある生徒が参加し、校舎の裏手にある畑を維持しています。29年度には1年生から3年生まで40人を超える部員が在籍。今年1月には、日本農業検定(農検)3級に部員4人が合格したといいます。

今週の「中学校・実践面」で、練馬区立開進第二中学校の部活動「農部」について詳しく紹介します。


「深い学び」を動画配信 国語・理科など10授業 東京学芸大

ニュース・解説面(2面)

新しい学力に対応した学校の授業づくりを支えるため、附属の小・中学校で授業動画の配信を始めた東京学芸大学。授業を複数のカメラで撮影し、学習活動の狙いなどを実況中継しているのが特徴。同大学のオンラインサービス「21CoDOMoS」に教育利用を前提に登録すればだれでも閲覧が可能です。国語、理科、体育など10の授業で配信されており、今後もコンテンツを増やしていく予定とのこと。


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