第5988号 教育改革面では「遠隔授業 高校で解禁へ」を掲載!


遠隔授業 高校で解禁へ

高校教育を見直すきっかけに

インターネットを使い授業の配信を行う遠隔授業。文部科学省は早ければ来年度より、全日制・定時制高校における遠隔授業を認める方針です。遠隔授業の普及が高校の授業を大きく変える契機になると見る関係者も。北海道の礼文島にある礼文高校などでは、研究開発学校の指定を受け、既に遠隔授業が実施されています。

今週の「教育改革」面で、遠隔授業が高校教育全体に拡大することになった背景から、遠隔授業の課題、メリット・デメリットなどを詳しくお伝えします。


学習支援にクラウド

文部科学省・総務省による教育のICT化事業

文部科学省・総務省の実証事業である「先導的な教育体制構築事業」と「先導的教育システム実証事業」。10月6日、実証地域として、東京都荒川区教育委員会、福島県新地町教育委員会、佐賀県教育委員会の3地域が選ばれました。実証期間は本年度から3年間。教育のICT化が進む現代、同事業はどのような成果を生むのでしょうか。

今週の「ニュース・解説」面で、3地域におけるICT導入による授業改善、学習支援の取り組みをお伝えします。


子どもの精神的苦痛をどう捉えるか

坂田仰・日本女子大学教授

河内祥子・福岡教育大学准教授

授業や部活動における体罰とも捉えられる指導は、子どもたちを不登校や、最悪の場合、自殺にまで追い込むことがあります。予想する以上に子どもに大きな影響を与える可能性がある教員の言動や態度。

今週の「学校が問われる時 教育判例からの教訓」では、「教員による行き過ぎた指導と子どもの精神的苦痛」をテーマとして、子どもが感じる精神的苦痛と指導の在り方を考えます。


地理・動態地誌 『扇』のイメージ描き授業を

全国中学校地理教育研究会

地理における「動態地誌的な学習」とはどういったものなのでしょうか。新しい授業の手法でもあり、教師も生徒もイメージがつきにくいようです。

このほど開催された全国中学校地理教育研究会にて、動態地誌を使った授業研究を進めてきた仙台市立中田中学校の尾形隆寛教諭が実践を発表。尾形教諭は「動態地誌は『扇』をイメージすると、教師も生徒も分かりやすい」と語ります。

今週の「中学校・実践」面で、動態地誌を取り入れた授業実践と、その問題点や効果を紹介します。

※ 動態地誌を使った授業イメージ図、板書計画を合わせて掲載


博士課程で将来決断 前編

市川茉利枝・山梨県立甲府昭和高校教諭

「教員になるのを決断したのは、大学院修士課程の修了後」という山梨県立甲府昭和高校の市川茉利枝教諭。当初はワイン業界への就職を希望しており、教員になるつもりは全くなかったそうです。

「大学・教員志望学生」面、「育つ 若手教師の風景」にて、教員になるまでの曲折や教壇に立った時の心境などを語って頂きます。

関連記事

ページ上部へ戻る