第6148号 3面にて「eポートフォリオ」に関する特集を掲載!
大学入試 「主体性」をどう評価?
トップ面、教育改革面(3面)
現在の高校1年生から対象となる新しい大学入試で、受験生の「主体性」などを評価するため、コンピュータ上で生徒が自分の学習経験を記録して作成する「eポートフォリオ」などについて研究している大学グループが5月18日、本年度は87大学・短大がこの仕組みを来春の入学者選抜で試行することを発表。今回は合否判定に使わない大学が大半とのこと。生徒が記録を蓄積する仕組みは「JAPAN eポートフォリオ」と呼ばれ、文科省が関西学院大学などに委託して研究しています。
今週の「NEWSインサイド」のコーナーでは、現在、全国の高校と大学を交えた実証研究が本格化している「JAPAN eポートフォリオ」について特集します。
新連載!「生徒指導 私の経験」
中学校・実践面(8面)
今週から新連載「生徒指導 私の経験」がスタート。本連載では、中学校教育関係者から、生徒指導の成功例や失敗例、課題解決策などについて寄せてもらいます。初回となる今回は、岩瀨正司・全国修学旅行研究協会理事長(元全日本中学校長会会長)に生徒指導に関する自身の経験について語っていただきます。
学びの足跡、分かりやすく 「キャリア・パスポート」 秋田県など事例報告
トップ面
子どもたちが学習の記録を蓄積する「キャリア・パスポート」の活用をテーマにした協議会が5月29日、30の2日間、東京都内の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催。学習指導要領の先行実施で来年度から小・中学校で一斉に導入されるのを前に、教育委員会の進路指導担当者らが参加しました。学びの記録を振り返るための教材として、中央教育審議会で提案された「キャリア・パスポート」。文科省は年度内に指導資料作成し、キャリア・パスポートに記載する事項などを例示するとのこと。来年度、小学校から高校で一斉に先行実施が開始されます。
学テ・英語 試行問題を公表 文科省
来年度の全国学力・学習状況調査で中学校3年生を対象として英語の力を調べるに先立って、文科省が試行調査問題を公表。「話す力」は、コンピュータにヘッドホンとマイクが一体となった機器をつなぎ、USBメモリーに録音する方式で測定。時計の絵を見て英語で何時か答える設問や、15秒間で自分の学校を紹介するなどの設問がありました。10、11面に出題内容の全文を掲載。
教育関連ニュース
- 「保育施設の死亡事故8件 昨年、過半数は睡眠中に発生」(トップ面)
- 「民・学・官の連携でICT人材を育成」(トップ面)
- 「『人権SOS』の用紙配布 例年より早く」(2面)
- 「全中・高でがん教育 2022年度までに」(2面)