第6078号 トップ面で「学校情報化推進に向け初会合」を掲載!


学校情報化推進に向け初会合

トップ面

7日、文部科学省は学校の情報化を推進する指針作りに向けた有識者会議の初会合を開催。文科省は平成26年度から小中高に対し、毎年交付税措置を行っているが、学校のICT化に向けた環境整備はあまり進んでいないのが現状です。また、平成32年度からは、プログラミング教育などが必修化される予定となっており、ICT環境の整備が急がれています。年度内に論点整理を行い、来年度中に整備指針を作成する予定。


神奈川県教委が「がん」教育教材作成

ニュース・解説面(2面)

神奈川県教育委員会は、「がん」への対策を推進するため、学校教育でもがんに関する教育を充実させていくことを目的に、独自の教材を作成。中学校・高校で研究授業を開始し、生徒を通じ、保護者のがんに対する意識を啓発していくことを目標としています。来年度から政府は、全国の学校でがんに関する教育を充実させていく予定となっており、神奈川県はそのモデル自治体に指定されています。


過激化するモンスター・ペアレント

学校経営面(6面)

学校に対して自己中心的で無理な要求をする保護者、いわゆる”モンスター・ペアレント”。この言葉が広く世間に普及している現在、学校現場の状況は以前より悪くなってきていると、日本女子大学教授の坂田仰先生は話します。坂田先生が行った調査によると、約90%の教員が保護者からの電話が多くなったと感じると回答。最近では、教員が保護者に暴力を振るわれるという事例も発生しています。
今週の「コンプライアンスの時代 信頼が損なわれる時」のコーナーでは、坂田先生に過激化するモンスター・ペアレントについて、実際の事例を踏まえて考察していただきます。


指導要領改訂「審議のまとめ」に対するヒアリング

教育改革面(5面)

10月6日から11月4日まで開かれた学習指導要領改訂に向けた「審議のまとめ」に対する関係団体からのヒアリング。「アクティブ・ラーニング」や「社会に開かれた教育課程」など、改訂の基本的な考え方を支持する意見が目立ちました。その一方、現状の学習内容を維持したまま、話し合いや発表を中心とした授業へ転換していくことへの不安を示す意見も多く見受けられました。
「NEWSインサイド」のコーナーで、このたび行われたヒアリングで寄せられた意見を掲載します。


乳児は眠りながら学んでいる

幼稚園・保育園面(7面)

9日、日本学術会議は都内でフォーラム「乳児を科学的に観る 発達保育実践政策学の展開」を開催。保育学・脳科学の視点から全体討議が行われました。第1部のテーマは、乳幼児期における眠りについて。胎児期~乳幼児期においては、睡眠中でも学習が可能であると、東京大学大学院の多賀厳太郎教授は示唆しました。第2部では、保育者のワークライフバランスをメインテーマに議論が進められました。「幼稚園・保育園」面で、同フォーラムの様子を詳しくお伝えします。

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