第6131号 トップ面にて「松野博一・前文科相に聞く」を掲載!


松野博一・前文科相に聞く

トップ面

昨年に引き続き、注目が集まる学校の働き方改革。政府・与党でも議論が進められています。教職員の長時間勤務の改善や負担軽減を進めていくにはどのような事が必要なのでしょうか。

トップ面の連載「学校にも働き方改革の風を」に、自民党の松野博一・前文科相へのインタビューを掲載します。


増える「定年後も教職員」

トップ面

60歳で定年を迎えた後、再任用されて学校現場で働く教職員が増加を続け、平成29年度は最多となったことが文科省の調査で明らかになりました。東京都が特に多く、校長は407人、副校長は57人が再任用。背景には管理職のなり手不足があると考えられます。

29年度に再任用で働く教職員は合計3万5856人。前年度と比べ、19.2%(5771人)の増加となりました。


スクールセクハラの実態は

大学・教員志望学生面(13面)

連日のように報道される教職員によるわいせつ行為やスクールセクハラ。昨年末に公表された文科省の調査では、平成28年度にわいせつ行為で懲戒処分等を受けた公立小中高校などの教職員は、過去最多の226人に上りました。その背景には何があるのでしょうか。また懲戒基準は適切なのでしょうか。学校問題に詳しい弁護士の高島惇さんにお聞きしました。


大阪市立南小学校のESD研究

小学校・実践面(7面)

国立教育政策研究所の指定を受け、「ESD」(持続可能な開発のための教育)の研究に取り組んでいる大阪市立南小学校。現代社会が抱える多様な課題を乗り越え、グローバル社会の中核を担う人材として多文化共生社会を築き上げる力を養うことに重点を置いているといいます。現在、全校の約40%弱の児童が外国のルーツを持っています。このような特色を生かし、自分たちの生活している地域や友達とつながりのある国などの「文化理解」を切り口にした取り組みを実施。こうした取り組みを積み重ねることで、「『持続可能な社会』の実現につながると考えている」と話す山﨑校長。

今週の「小学校・実践」面では、大阪市立南小学校の取り組みを紹介します。


解説面(3面) ※毎月第3週号に掲載予定

今週は以下のテーマについて解説

  • 「日本部活動学会が発足」
  • 「校長職の心構え」
  • 「広がる『多層指導モデル』」

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