第6155号 トップ面・3面にて群馬県高崎市が開設した「英語村」を特集!
群馬・高崎市が「英語村」
全国から小・中学生21人集う
トップ面、教育改革面(3面)
全国各地から集まった小・中学生が、年間にわたって合宿しながら英語を使って生活を送る「くらぶち英語村」。群馬県高崎市が閉校となった小学校の敷地を利用して今春開設しました。生徒たちはその合宿設備を拠点として生活し、最寄りの小・中学校に通学します。
昨年度の募集に対し、全国から80人ほどの応募があり、抽選で選ばれた21人が留学生活を送っています。応募者の絞り込みにあたって、英語力は一切問わず、純粋な抽選のみを実施。当選した子どもと保護者との面談を通し、事業の趣旨を理解してもらった上で、4月から「英語村」での生活を開始しました。
「英語村」の開設から3ヶ月。どのような取り組みが行われていたのでしょうか。トップ面と3面の「NEWSインサイド」のコーナーで特集します。
高校生の「学びの基礎診断」大学入試で活用も
トップ面
文科省は13日、高校生の基礎学力の定着状況を測定するために来年度から始める「学びの基礎診断」として申請された民間テスト・検定試験の概要を公開。民間企業や公益法人など9事業者が申請しました。
文科省が来年度から導入予定の「高校生のための学びの基礎診断」は民間事業者に一定の要件を示して申請を受け付け、審査を通過したものを各高校や各教育委員会が選んで利用するという仕組み。
「科学する子どもたち」に 愛知・西尾市立西尾小学校
小学校・実践面(7面)
地域の自然や人・もの・こと、ビオトープがある環境を生かし、「ふるさとを愛し、語れる子の育成」に取り組む愛知県西尾市立西尾小学校。「科学が好きな子ども」の育成を目指し、「西小科学教育プロジェクト」を立ち上げて約10年。「生活と結びつく単元構成の工夫」や「ワクワクする教材・教具の開発」などに加え、教科横断的なカリキュラムを展開しています。
昨年度は「ソニー子ども科学教育プログラム」で「最優秀校」に選出。11月2日に研究発表会を行い、研究成果の一端を披露する予定です。
今週の「小学校・実践」面で同校の取り組みを詳しく紹介します。
ICT整備進まず「支障」の恐れ 文科省通知
トップ面
第3期教育振興基本計画が閣議決定されたことを受けて文科省は12日、学校のICT(情報通信技術)環境の整備を促す通知を発出。同計画では、全ての普通教室に無線LANを整備することなどが盛り込まれています。ICT環境の整備状況は自治体に差があり、「このままの状況では児童・生徒の学習に支障をきたす恐れも懸念される」としています。
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