第6161号 10面にて「避難訓練を見直す」を掲載!
避難訓練を見直す
自ら判断・避難する訓練必要
大学・教員志望学生面(10面)
西日本では豪雨や台風の被害が相次ぎ、北海道でも先日、震度7の地震が発生しました。学校現場では、子どもたちに防災意識を身に付けさせるために、防災訓練を実施しています。今後求められる避難訓練の在り方はどのようなものなのでしょうか。
今回の「知りたい」のコーナーでは、東日本大震災で津波の被害を受けた仙台市立高砂中学校の菅野宏一・防災担当主幹教諭にお話をうかがいます。
高校学習指導要領移行措置
「総合的な探究」来年度から 文科省
トップ面
文科省は来年度から始まる高校の学習指導要領の移行措置を公表。対象は「主体的・対話的で深い学び」などを求めた総則や「総合的な学習の時間」から改めた「総合的な探究の時間」など。
移行措置期間中は、教科書を必要としない内容について、学校が可能な範囲で取り組むことが求められるとのことです。
休暇取得は8.71日 岐阜市教委調査
16日間の夏休み閉庁
トップ面
今年の夏休み中に16日間にわたる学校閉庁日を設けた岐阜市教委は10日、閉庁日から土日を除いた10日間のうち、実際に休暇を取得できた日数は教員1人当たり8.71日とする調査結果を発表。
閉庁日となった16日間に休暇を取りながらも1905人のうち963人が延べ2321回来校しました。来校の理由は「動植物の世話」が最多で20.9%、「郵便確認」が14.9、「校舎見回り」が14.3%、地域行事が9.8%という結果に。
東京学芸大学で道徳教育巡りセミナー
城戸・東京都江戸川区立葛西第三中主幹教諭が発表
中学校・実践面(8面)
「アクティブな道徳教育をつくる! 教科化時代に求められる指導と評価」をテーマに、東京学芸大学道徳教育研究会がこのほど「道徳授業パワーアップセミナー」を開催。セミナーでは、小・中学校の教員3人が「柔軟な発想で道徳科の授業をつくる」という共通テーマで発表を行いました。
東京都江戸川区立葛西第三中学校の城戸加代子主幹教諭は「心に残る語り合いのある道徳授業を目指す」という題で報告。生徒と教員が語り合い、扱った内容を生徒が自分のこととして深く考える―。そのような心に残る授業を目指しているといいます。
待機児童、4年ぶり減少
都市部での施設整備進み
ニュース・解説面(2面)
厚労省は7日、今年4月1日現在の待機児童の状況を公表。これによると、保育所や認定こども園と小規模保育事業など特定地域型保育事業に申し込んでも利用できなかった待機児童は1万9895人で、前年比6186人減少。減少は4年ぶりとなりました。
解説面(3面)※月1回掲載
今月は以下のテーマについて解説
- 「佳境迎えた幼児教育・保育の質向上議論」
- 「中学校の生徒指導専任加配」
- 「ミドルリーダーの育成策」