第5938号 1面では「首長に権限一元化 中立保てるか」を掲載!
首長に権限一元化 中立保てるか
教育委員会改革 方向性固まる
文部科学省・中央教育審議会
坪井由実・愛知県立大学教授
小松郁夫・常葉大学教授
村上祐介・唐居大学准教授
文部科学省が中央教育審議会で検討している教育委員会改革をめぐり、地方教育行政の権限を事実上、首長に一元化する方向で議論を固め始めました。
教育長を首長の補助機関に組み込む一方、首長の日常的な指揮監督を制限することで教育行政の中立性を保とうという仕組みです。
日本教育新聞では米国の教育行政が専門の坪井由実・愛知県立大学教授、英国の教育行政を専門の小松郁夫・常葉大学教授、中央教育審議会の分科会委員の村上祐介・唐居大学准教授の3名の専門家にお話を伺いました。
学校現場にも影響すること必至の教育委員会改革。
今後もこの改革の動向に注目です。
ここが決め手!子どもの本気を引き出す授業エッセンス
ICT活用 機器の使い方を段階的に理解
高橋純・富山大学准教授
タブレット端末に代表されるICT機器。
これを活用した未来型の授業研究が進められています。
今週は高橋純・富山大学准教授にICT機器を活用した学習活動を効果的に進めるためのポイントについて語ってもらいます。
次週以降は、学校現場での具体的な取り組みについて紹介。
「授業の実践にICT機器を取り入れるのはどうしたらいいの…?」という先生の疑問に日本教育新聞がお答えします。
震災時意識し野外炊事
青少年教育施設を活用しかまど作りから火おこしまで
東京学芸大学附属世田谷中学校
「電気やガス、水道が使えない非常時、どうやって生活する?」
東京学芸大学附属世田谷中学校の生徒が、研修施設を活用し野外炊事に挑戦しました。
避難時を想定したレシピ計画を立て、事前に校内の家庭科室で試作した後、かまど作りから火おこしまでを野外で実際に行います。
指導教諭が感じた手ごたえや生徒の感想を実体験に基づいて掲載します。