第6064号 9面で「インクルーシブ教育推進 神奈川県教委」を掲載!
情報セキュリティー徹底要請 文科省
トップ面・2面
佐賀県教委の校務支援システムから生徒の個人情報や生徒指導関連の文書が流出するという事件を受け、文科省は情報セキュリティーの徹底を求める通知を全国の教育委員会に出しました。文科省は佐賀県教委に対し、事実確認を行うとともに、その結果を踏まえて新たな方針を示す予定。トップ面・2面で、今後の「学校情報の流出」対策に関して詳しく解説します。
働きながら高卒資格取得
教育改革面(3面)
日本の「子どもがいる現役世代のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率」は、OECD加盟国のなかでもトップレベル。家庭の経済環境が厳しい生徒向けに、無料の学習機会を提供する取り組みが、全国的に広がり始めています。広域通信課程の代々木高等学校(東京都渋谷区)では、働きながら高卒資格を取得できる「奨学金コース」を設置。このコースは、提携先の企業で働きつつ、通信制高校に在籍し、リポート、スクーリング、テストなどを経て、高校卒業に至る仕組みとなっています。同校が設けた「奨学金コース」について詳しく紹介します。
説得力・伝達力を磨くには
学校経営面(5面)
「表現力を磨く㊥―説得力」 中村一哉(元東京都中学校校長会会長)
相手が即座に納得できる論述や話術が求められることが多い管理職。その点において、「情報に基づく具体論の展開」と「比喩によるイメージの共有化」に努めてきたと語る中村先生。
今週の「管理職選考 合格へのポイント」では、管理職にとって必要な“説得力・伝達力”の磨き方について中村先生に詳しく伺います。
プール指導 注意すべきこと
学校経営面(5面)
梅雨が明けると、本格的な夏が到来し、多くの小学校ではプール指導が始まります。決して広いとは言えないプールで多くの子どもが同時に水泳の指導を受ける際には、事故の危険性を考慮しなければなりません。今週の「コンプライアンスの時代 信頼が損なわれるとき」のコーナーでは、プール指導における注意点について実際の事例を踏まえ、日本女子大学の坂田仰教授に詳しく伺います。
インクルーシブ教育推進 神奈川県教委
高校・特別支援学校面(9面)
県立高校改革の一環として、障害の有無を問わず、みんなが共に学ぶ「インクルーシブ教育」を推進する神奈川県教育委員会。来春から県立全日制普通科高校3校で、知的障害のある生徒の受け入れを始めます。これまでも、障害のある生徒の高校入学機会拡大を進めてきた同県の「インクルーシブ教育」について詳しく紹介します。
道徳教育 改訂
大学・教員志望学生面(16面)
昨年、小・中学校の道徳の時間が「特別の教科 道徳」(道徳科)に改定されました。今回の改定の狙いを、文科省は「発達の段階に応じ、答えが一つではない課題を一人一人の児童生徒が問題と捉え向き合う『考える道徳』 『議論する道徳』へと転換を図るもの」と説明。従来の道徳と具体的に何が違うのでしょうか。今週の「知りたい」のコーナーでは、京都産業大学の柴原弘志教授にその疑問について詳しく答えてもらいます。