第6124号 トップ面にて「大学入試新テスト、準備着々」を掲載!
大学入試新テスト、準備着々
トップ面
大学入試センター試験に代わり導入予定の「大学入試共通テスト」。施行まであと3年余りとなった今、新テストの実施に向けた準備が進められています。今月13日から全国の高校1889校で試行調査(プレテスト)を開始。英語を除く5教科11科目の試験に延べ19万人の高校2、3年生が参加。大学入試センターは、このプレテストを通して難易度や出題数、記述式問題の採点方法を検証するとのこと。
大学入試センターは問題の内容を11月27日に公表し、英語の試験を別日程で来年2月に実施予定。
東京・多摩市とベネッセが連携協定
ニュース・解説面(2面)
東京都多摩市は8日、地域の持続的な発展に役立てることを目的に、同市に東京本部がある株式会社ベネッセコーポレーションと包括連携協定を締結。事業の第1弾として、市立中学校で「オンライン英会話」の授業を開始。「オンライン英会話」は、学校に配備してあるタブレット端末を使用してインターネットで海外(フィリピン)と結び、現地の講師と約30分間マンツーマンで英会話を行うというもの。
本年度、モデル校の市立和田中学校で開始し、来年度から全市立中学校の2、3年生を対象に導入する予定です。
全小社研 奈良で大会
小学校・解説面(7面)
全国小学校社会科研究協議会は10月26、27の両日、奈良県内で第55回大会を開催。今大会のテーマは、「自らの学びを深め、よりよい社会の形成に参画する力を育てる社会科学習」。奈良市立飛鳥小学校、同市富雄第三小中学校、大和郡山市立筒井小学校の3校が公開授業を実施しました。
富雄第三小中学校の6年生は「明治維新トランプカード」を作成。カードには人物の顔画像と生徒たちが調べた情報が書かれています。公開授業では、このカードを使用した「明治維新トランプカードゲーム」を実施。明治維新に関わった人々の働きを関係図にしてまとめました。
教育関係23団体が東京で集会
トップ面
公益社団法人日本PTA全国協議会や公益社団法人日本教育会、全国連合小学校長会、全日本中学校長会など教育関係23団体で構成する「子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体連絡会」は13日、全国集会を東京都内で開催。林芳正・文科相や元文科相の馳浩・自民党教育再生実行本部長など多数の、衆参両議院議員、各教育関係団体の代表者らが参加。本集会で採択されたアピール文には、計画的な教職員定数の改善を進める、持続可能な学校の指導・運営体制を構築する教育投資を行うことなどが盛り込まれました。
解説面 ※月1回掲載
今月は以下のテーマについて解説
- 「進む科学系用語の見直し」
- 「管理職団体の研究発表 さらなる充実策」
- 「就学相談の現状・課題」