第6158号 3面にて「学校にエアコン望む声 1万6000人超」を掲載!
学校にエアコン望む声 1万6000人超
神奈川・小田原市 保護者が署名活動
教育改革面(3面)
猛烈な暑さが続き、学校行事や授業中などの熱中症が心配されています。7月には小学生が校外学習の後、熱中症で死亡するというケースも。しかし、学校へのエアコン配備には地域によって差があるといいます。
そのような中、未配備の神奈川県小田原市で子育てをする保護者がエアコン設置に向けた署名活動を実施。市内外から1万6千人以上の賛同の意が寄せられました。その思いは文科省に届けられた他、小田原市長はエアコン設置を含めて学習環境を整備する考えを示しました。
夏休み 中学校部活動 平日の2日のみ
新潟・加茂市
トップ面
新潟県加茂市は1日、小池清彦市長名で、中学校の運動部に、夏休みなど長期休業中には1~2日間を除き行わないことを定めた方針を策定し、運用を開始。授業がある時期は週4回までで、文化部にも準用。活動時間は1日2時間まで。土日祝は活動せず、平日に1日休養日を設定。長期休業中は部活動も休みとします。練度維持のため、夏休みの間は7月中と8月25~31日の間にそれぞれ1日平日に活動し、この他の長期休業についても同様とのことです。
タイムカード導入、5倍に
市区町村で勤務時間管理進む 文科省調査
ニュース・解説面(2面)
情報機器やタイムカードを使って教員の勤務時間を把握している市区町村教委は、昨年度の5倍にあたる696教委(40.5%)に上ることが22日、文科省の調査で判明しました。
タイムカードの導入について、都道府県では昨年度比3倍の18教委(38.3%)、政令都市は2件増え9教委(45.0%)という結果に。
保育を核にまちづくり構想
東京大学発達保育実践政策学センター 公開シンポ
幼稚園・保育園面(6面)
東京大学の発達保育実践政策学センター(Cedep)は5日、公開シンポジウムを開催。テーマは、「豊かな人生を紡ぐ保育~Society5.0保育から社会を変える~」。「自治体と大学の協創による保育を核としたまちづくり構想」の報告では、東京大学と東京都渋谷区が協働し、区立渋谷保育園を日本初の乳幼児の保育に関わる学術協働研究のための「東大渋谷子ラボ保育園」(仮称)という型の園にする予定であることを説明。
シンポジウムでは、はじめに全米幼児教育研究センター所長のスティーブン・バーネット・ラトガース大学教授、OECD教育スキル局シニア政策アナリストの田熊美保氏が、近年の保育の国際的動向について基調講演を実施。その後「保育から社会を変える」「保育実践と先端知・先端アプローチをつなぐ」の2テーマで同センターの取り組みを紹介しました。
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